エースホーム(東京都新宿区)はこのほど、長崎県壱岐市と新たな社会価値を共創する事業を推進するため、パートナーシップ協定を締結したと発表した。
同社は、壱岐市が「SDGs未来都市計画」において取り組んでいるテレワークの推進と雇用機会拡充に共感。同市が拠点として設立した「壱岐テレワークセンター」内に、FC本部機能の一部を担うサテライト「壱岐スマートスタジオ」を2019年7月に開設した。現地スタッフが同社物件のCAD図面作成や耐震計算、断熱計算など専門性の高い業務を行い、ZEH基準を上回る建物性能の確保を担っている。テレワーク環境を生かした遠隔地からの研修・サポートによって、建築未経験者でも知識・技術の習得が可能であると実証されたため、今後同社のさまざまな業務を担う拠点として発展させる予定。
2022年からは、同市内の工務店へのセミナーを定期的に開催。同社の耐震性・断熱性能の設計方法や施工技術についてノウハウを公開し、住宅性能の向上をバックアップしている。
同社は、同市の掲げる「欠けているものを補い合える社会」を目指し、それぞれの得意分野で補完し合うことで、持続可能な未来を共創していく。
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