インテリア商材メーカーの友安製作所(大阪府八尾市)は、地域に根ざしたコミュニティデザインや企業家・起業家育成事業のプロジェクトマネジメントをはじめ、講演やワークショップの運営などを行う「まちづくり事業」を立ち上げた。2月15日から事業として本格的に始動した。
同社はこれまで、地方自治体をはじめ経済団体や大学などで、地域活性化や共創・DXなどのテーマにおける講演やワークショップを行うほか、地域企業が一体となって行うイベントや活動をサポート・プロデュースしてきた実績がある。地域それぞれの個性を表現できるまちづくりを推進してきた。
また、事業として本格参入する以前から地域活性化を後押しする活動にも力を入れており、新規事業や組織改革、地域活性化、コミュニティデザインなど、さまざまなテーマで200件以上の講演やワークショップを実施。八尾市内では起業家および“アトツギ”を対象とした人材育成プログラム「八尾市ビジネスプラン策定事業」を受託・運営し、40人の起業家育成、10社の業務改善と新規事業開発を支援している。
そのほか同市の地域工場のオープンファクトリー化にも貢献しており、八尾市内の工場やオフィスをリノベして企業の魅力を引き出すとともに、ブランディングの支援を行ってきた。
今回のまちづくり事業の立ち上げに伴い、問い合わせ窓口と過去の活動実績紹介の場として機能する公式ホームページを開設。地域活性化に資するコミュニティ形成や手法のノウハウを横展開することで、さらに多くの地域に活動の場を広げていく予定だ。公式ホームページはこちら。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。