YKKグループが2月9日発表した2022年度第3四半期累計の連結決算は、売上高が前年同期比12.7%増の6685億円、営業利益は同9.2%減の459億円、経常利益は同5.0%減の500億円、純利益は2.8%減の353億円だった。
このうち、AP事業の売り上げは、同12.6%増の3765億円、営業利益は同23.9%減の127億円だった。住宅分野で樹脂窓やアルミ樹脂複合窓が好調に推移、ビル分野も好調だった。海外でも、北米やインドネシアで販売が好調、中国は市場が悪化している中でも、販売は前年を上回った。一方、利益は、販売数の増加や価格改定、製造のコストダウンがあったものの、資材価格高騰の影響を吸収しきれず減益となった。
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