解体工事の一括見積もりウェブサービス「クラッソーネ」を運営するクラッソーネ(愛知県名古屋市)はこのほど、島根県安来市と、空き家除却促進に係る連携協定を締結した。
協定に基づき、安来市内の空き家の所有者に対し、同社が運営する「すまいの終活ナビ」を紹介したり、空き家処分の進め方に関するフライヤーの配布や空き家に関する相談への対応などを行う。「すまいの終活ナビ」は、土地建物の情報を入力することで、「解体費用」と解体後の「土地売却査定価格」の概算額を無料で調べられるサービス。解体の概算費用を把握したうえで、具体的な見積もりを希望する場合は、一括見積もりサービス「クラッソーネ」により工事会社の紹介を受けることもできる。また、管理不全な状態にある空き家の除却促進に関する施策において、同社のサービスやノウハウを提供する。
安来市が実施した調査によると、同市内には966戸の空き家があるという。なお、島根県全体では4万8300戸の空き家があるといい、住宅総数31万4200戸に占める空き家の割合は15%以上となる。
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