住友林業(東京都千代田区)の100%子会社Sumitomo Forestry America, Inc(米国テキサス州ダラス)は、Alex Finkral氏、Glenn Wallace氏と共同で、米国に森林アセットマネジメント事業会社Eastwood Forests, LLC(EF社)を設立した。今後EF社は、組成する森林ファンドを通じて森林資産の運用を行い、木材販売などから得る利益と森林が生み出すカーボンクレジットを出資者へ還元し、社会全体のカーボンオフセットに貢献していく。
住友林業グループは、SDGsの目標年でもある2030年を見据え長期ビジョン「Mission TREEING 2030」を発表している。脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一つに「循環型森林ビジネスの加速」を掲げグローバルに展開する森林ファンドの組成を目指している。今回のEF社の設立は森林ファンドの組成に向けた第一歩となる。
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