神谷コーポレーション湘南(神奈川県伊勢原市)は、伊勢原本工場内に木製ドアの反りを自動で測定する機器を導入した。品質重視の方針のもと、精度の高い検査体制を実現するため、自動で反りを測定するデジタル機器の導入を決め、2022年12月から実働を開始している。
木製ドアは「反り」に関する不具合が多く、自然現象として扱われるケースが多いというが、同社は0.1mm単位の反りを測定し、高い品質を提供することで、消費者が長く安心してドアを使用できるよう追求するとしている。
同社は、2017年にドア製造ラインの大半を自動化。今回の自動反り測定器(特許出願中)の導入に続き、今後も工場のDX化に注力していく。
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