自然派ライフ住宅設計(新潟県新潟市)は、昨年12月に本社を同市中央区から、東区に移転し、HEAT20・G2レベル、耐震等級3(限界耐力計算)の性能を備える古民家移築モデルハウス兼古材ショールームとして1月7日にオープンした。同社は全国の地域工務店を対象に、地元で人口減少や過疎化により増加している空き家を活用し、古民家から採取した古材を提供したり、移築(設計・施工)を支援する事業を開始した。同社社長の大沼勝志さんは「新たな古民家移築のシステムによって、SDGsな“循環型建築物”が生まれる。空き家問題の解消の糸口となり、古材が暮らしのバトンをつなぐ。所有者、地域、移築希望者(施主)の“三方よし”を実現する取り組みだ」と力を込める。
自然派ライフ住宅設計が、同市東区に本社も兼ねる施設としてオープンした古民家移築モデル・古材ショールームは、木造2階建て・延べ床面積145㎡。昨年、国の第3回事業再構築補助金を活用して整備した。同社社長の大沼勝志さんは同施設について、「古民家の空き家問題とその利活用に取り組み、これまでにない古民家移築のあり方を情報発信する体感施設として運用していく」と説明する。
具体的には・・・
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