安井建設(愛知県江南市)は、築40年の家一軒をまるごとリフォームし、モデルハウスとして4月8日、オープンする。場所は愛知県丹羽郡扶桑町。
2022年に岐阜県各務原市に築40年のフルリノベーションモデルハウスをオープンしたのに続き、今回が2棟目。昨秋には工事途中に構造見学会を実施した。モデルハウスには「スケルトンルーム」を用意し、壁の中が見えるようにした。築年数が古くても、リノベーション工事によって新築同様の美観を実現するとともに、耐震性能を8.5倍以上、断熱性能を2倍以上向上。リノベーションの成功を体感できる仕上がりとなっている。3月25日、26日にはプレオープンイベントを開催する。
岐阜県各務原市には8300戸以上の空き家があり、年々増加しているという。同社は空き家の再生に取り組み、空き家を地域の「資産・資源」とし、その資源を活用することで、中古住宅市場の活性化とSDGsへの貢献につなげるとしている。
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