日本ホウ酸処理協会(JBTA)は、2月3日に行った第2回全国大会で、「ホウ酸処理@2023プロジェクト」を展開していくことを発表した。シロアリ被害を防ぐため「より気軽に、より広く」ホウ酸処理の利用を推進するため、新たに既存住宅シロアリ10年保証を開始。あわせて新製品の発売や、普及啓発活動も行っていく。
現在、ホウ酸防腐防蟻処理「ボロンdeガード」を既存住宅に施工した際のシロアリ保証は5年間だが、10年保証まで延長して提供する。保証額は最大300万円。ベタ基礎、床断熱の住宅でシロアリ侵入経路の遮断処理を施し、5年目に定期検査を行うことが条件。適用開始日は2023年4月1日以降の施工物件を予定している。
また、同日に新商品「シロアリポリス」を発売する。さらに、お笑い芸人・フォーリンラブのハジメさんが経営するICOLAが中心となりホウ酸処理の認知度向上を図っていく。
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