タカショー(和歌山県海南市)は、最新家電・設備とアプリを連携させたトレーラーハウス「GXホーム」をパークホームズ(東京都中央区)や国際観光施設協会(東京都千代田区)、ひとまちコーポレーション(同)らと開発し、2月から販売を始める。
GX(グリーントランスフォーメーション)を実現するため、オフグリッド対応のソーラーパネルとパッシブデザインアイテムを標準採用。IoT・ICTによる便利で快適な”Well-Beingな暮らし”を長期間・高額な支払いに縛られることなく実現できるスマートモバイルハウスとした。
防災・レジリエンス性も確保。V2Hシステムと専用蓄電池、家庭菜園、雨水タンクなどを導入することで非常時でも電気や水の自給自足が可能で、複合災害により地域での生活持続が難しくなった際には生活拠点を移動することもできる。牽引移動できるトレーラーハウスタイプとクレーン移動できる据置タイプから選択可能。
ターゲットは、資材高騰で住宅購入が困難な若年層や高齢者層、二拠点生活や移住希望者など。住宅利用のほか、宿泊、店舗、事務所、サテライトオフィス、地域コミュニティ施設として利用できる「GXヴィレッジ」にも対応する。
今回の新商品は、DXで地域を活性化する「LINKED CITY」の参画企業を中心に共同開発。東京ビッグサイトで開催されるHCJ2023展示会内の地域振興プロジェクトゾーンにおいて2月9・10日に展示を行う。
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