不動産流通推進センター(東京都千代田区)は、2022年12月の既存住宅の物件動向を公表した。全国の不動産情報を取り扱う指定流通機構(レインズ)に売買の成約報告があった取引事例のうち、既存住宅に関するデータをまとめたもの。成約価格(前年同月比)について既存戸建ては3カ月ぶりにプラス、既存マンションは31カ月連続のプラスとなった。
全国の既存戸建住宅の成約価格は2622万円(前年同月比3.55%増)。建物面積は113.68㎡(同3.44%増)。土地面積は201.56㎡(同4.19%増)で5カ月連続増。築年数は26.68年(同3.33%増)で11カ月連続増。物件数は3111件(同1.40%増)。
既存マンションの成約価格は3479万円(同5.46%増)。㎡単価も31カ月連続増の53.43万円(同7.53%増)。専有面積は67.72㎡(同0.61%増)。築年数は19カ月連続増の24.46年(同2.60%増)。物件数は5332件(同0.28%増)で3カ月ぶりにプラスとなった。
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