AGC(東京都千代田区)はこのほど、SBTi(Science Based Targets Initiative)に温室効果ガス(GHG)排出量削減目標を申請し、「WB2℃(2℃を十分下回る)」の認定を取得したと発表した。
同社グループは、2021年に策定した長期経営戦略において、2030年までのGHG排出量削減目標を発表し、2022年にはバリューチェーンにおけるScope3のGHG排出量削減目標として2030年までに30%削減(2019年比)することを発表した。これらが科学的根拠に基づいた気候目標であると承認され、「WB2℃」の認定を取得した。
SBTiは、世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べて2℃未満に抑えるというパリ協定の目標達成に向け、企業に対して科学的根拠に基づいたGHG排出量削減目標を設定することを推進し、その審査と認定を行う国際的なイニシアティブ。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。