総務省統計局は1月31日、2022年12月分の労働力調査(基本集計)の結果を公表した。就業者数は6716万人で5カ月連続の増加。前年同月比では10万人(0.1%)増となった。このうち建設業は473万人で2カ月連続の減少。対前年同月比では8万人(1.7%)増えたが、2022年通年では前年から6万人減り、4年連続での減少となった。
就業者数全体のうち、事業主などを除く雇用者数は6055万人で10カ月連続の増加。前年同月比で26万人(0.4%)増となった。このうち正規は3571万人、非正規は2144万人。建設業の雇用者数は392万人で、前年同月比で5万人増加した。2022年通年では増減なし。正規は278万人(前年同月比9万人増)、非正規は48万人(同6万人減)と正規雇用が進んだ。
全体の就業率は60.9%で前年同月比0.5ポイントの上昇。15~64歳は78.4%で、同0.5ポイント上昇した。33~44歳の就業率が下がる一方で、55~64歳、65歳以上では上昇傾向が続いている。
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