NPO法人土壁ネットワーク(香川県高松市、大西泰弘代表)は11月14日から、香川県社会福祉総合センターで長期優良住宅の認定に必要な構造設計手法を習得するための連続講座を開く。
木造住宅に携わる技術者が対象。壁倍率を使用する簡易な設計法において、建築基準法以外で必要な床倍率や接合部の検討、基礎、横架材の検討を学ぶ。実務に慣れるため演習を行う予定。計4回の講座のほか、オプションとして化粧無垢床板で必要床倍率を取得するための仕様の実大試験も見学する。
講師は香川大学工学部安全システム建設工学科助教の宮本慎宏氏、テキストには「木造住宅のための住宅性能表示」(日本住宅・木材技術センター)を使用。参加費は一般2万4000円、土壁ネットワーク会員2万円。定員15人、申し込み締め切り10月31日。問い合わせは同ネットワーク電087・831・8662まで。
講座の日程・概要は次のとおりで、時間は18時30分~20時。◇第1回11月14日(長期優良住宅と品確法について、壁量バランス)◇第2回11月21日(床倍率)◇第3回12月5日(接合部)◇第4回12月12日(基礎、横架材)◇オプション日程未定(床倍率のための実大試験の見学、場所・高知県立森林技術センター)
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