YKK AP(東京都千代田区)が2011年9月から建設を進めている埼玉県久喜市の「埼玉窓工場」について、第二期「機能ガラス棟」の工事が完了したと公表した。
埼玉窓工場は、同社初となる窓の製造供給拠点として11年7月に操業、主に「APW」シリーズの生産を行っている。今回工事が完了した「機能ガラス棟」はLow-Eガラスの製造供給施設で、関東甲信越で最大規模の拠点。最新鋭の金属成膜をほどこすスパッタリングラインで生産したLow-Eガラスを、隣接する窓棟で複層ガラスに切断・加工し、ジャストインタイムでAPWラインに運んで一貫製造する。Low-Eガラスの生産能力が2.3倍に増強されたとする。
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