ライフデザイン・カバヤ(岡山県岡山市)はこのほど、同社が運営するCLTフランチャイズネットワーク本部「日本CLT技術研究所」(岡山市)の総加盟企業数が、2018年4月の発足から5年で50社を達成したと発表した。
同研究所は、加盟企業に意匠・構造設計のアドバイスやコンサルティング、オリジナルCLTパネル・接合金物の販売、オリジナル構造計算システムを用いた構造計算サービスなど行い、加盟企業がCLT建築を供給できるようサポート。2025年までに100社の加盟を目標に、CLT建築の普及拡大を図っている。
同社は2021年に6階建てCLTビルの設計実証を実施。シンプルかつ汎用性の高い構造プロトモデルにより、中小工務店や設計事務所でも6階建て以下のCLT中層建築の設計サポートが可能となり、加盟企業に積極的に展開している。また、在来軸組工法に耐力壁としてCLTパネルを組み込んだ「CLTハイブリッド構法」で45分準耐火構造の国土交通大臣認定を取得。難燃塗料「なんねんCLTコート」も国土交通大臣認定を取得した。CLTに塗装することで準不燃材となり、CLTの現し仕上げが可能となった。
【関連記事】
・CLT難燃化塗料が大臣認定取得、あらわし仕上げ可能に
・CLTハイブリッド構法で45分準耐火の認定取得
・ライフデザイン・カバヤ、6階建てCLTビル建築へ
・日本CLT技研、建築家・伊礼智とCLT住宅をコラボ発売
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。