ツリーハウスやタイニーハウスの設計・製造を行うツリーヘッズ(山梨県北杜市)は、個人ユーザー向けのタイニーハウスを開発し、1月から1~2人向けの新製品「Type-A」の販売を開始した。同社はタイニーハウスを利用した小さな暮らしの研究・開発プロジェクト「HOMEMADE」を運営しており、同レーベルのプロダクト第1弾として提供する。
切妻屋根やポーチ上に張り出したロフト空間が特徴で、デザインはタイニーハウス界のパイオニアであるディー・ウィリアムス氏のモデルに影響を受けた。土台となるトレーラーは、搭載する小屋の重量や荷重分布にあわせて設計・製造しているため、安全に利用できる。開口部には断熱仕様の建具を使用し、高い断熱性能を確保した。また、換気設備や調湿・抗菌作用のある木材を使用した内装によって、健康に配慮した空間を実現している。構造的な部分は固定しているが、内外装の素材や色、窓の位置や大きさなどはカスタム可能。シンプルなデザインにすることで、ユーザーが自分で付け加えたり修理できる、メンテナンス性の高い製品を目指した。
Type-A 6320の販売価格(税抜)は、スタンダード基本仕様タイプが698万円。エアコン、暖房便座付シャワートイレなどのオプション設備あり。ショート、ロングにサイズ変更可能。詳細はこちらから。
新製品発売記念として、2月末までに成約・入金し、2年間モニターとして調査に協力できる人を対象に10%のモニター特別割引を実施する。
新型コロナの影響で自然の豊かな場所で仕事や暮らしをスタートする人が増えている。HOMEMADEではタイニーハウスやその利用方法の研究、製品開発、利用者のサポートまで行っている。
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