野村不動産アーバンネット(本社:東京都新宿区)が10月5日に発表した10月1日時点の首都圏の「住宅地価格」「中古マンション価格」の動向は、ともに四半期ベースの比較で値下がり率がやや縮小していた。
7-9月期の「住宅地価格」は、首都圏エリア平均ではマイナス0.6%(前回マイナス1.0%)。エリア別の平均変動率では、埼玉県以外では値下がり率が縮小し、全エリア平均変動率は、横ばい傾向となった。
7-9月期の「中古マンション価格」は、首都圏エリア平均でマイナス0.7%(同マイナス1.1%)。エリア別の平均変動率では、神奈川県以外の値下がり率が縮小し、全エリア平均変動率でも値下がり率は縮小した。
また、年間ベース(2011年10月-2012年9月)でも、「住宅地価格」「中古マンション価格」ともに値下がり率がやや縮小傾向となった。
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