建設テック事業者を中心とした6社、アンドパッド(東京都千代田区)、構造計画研究所(東京都中野区)、セーフィー(東京都品川区)、Polyuse(東京都港区)、Liberaware(千葉県千葉市)、ローカスブルー(東京都渋谷区)は1月24日、建設DXの推進を目的とする「建設DX研究所」を設立したと発表した。代表はアンドパッド執行役員・岡本杏莉氏がつとめる。
建設業界は、過酷な労働環境や従事者の高齢化、労働人口の減少、生産性の低下などの課題を抱えている。6社は、建設DX推進によって労働環境をデジタル化し、作業効率の上昇・生産性向上を図ることが課題解決に必要不可欠だとして、任意団体の同研究所を設立。建設業の最新の規制動向・最先端のテクノロジー等に関する情報共有やディスカッションを行い、建設DX推進による課題解決に向けた新たなルールづくりに取り組んでいくとしている。
建設DX研究所代表・岡本杏莉氏は、「裾野が広く複雑な建設業界において、変革を進めるにはテック事業者等の連携・協力が不可欠」とし、「各社の持つ最先端のIT知見を共有し、建設業界の課題解決のために少しでも貢献できるよう精進していく」とコメントした。
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