日本CLT技術研究所のFC加盟店・近藤建設(埼玉県ふじみ野市)はこのほど、CLTを使ったダンススタジオをふじみ野市内に建設した。建築主の「柱のない大空間が欲しい」という要望に対し、RC造よりも環境負荷の低いCLTを提案。非住宅木造のニーズの高まりを背景に、CLTの採用例を増やし“CLTと言えば近藤建設”と言われるような存在になるのが目標だ。
スタジオは延床面積101.78㎡の平屋建てで、日本CLT技術研究所が開発したLC-core構法を採用。同社としては6棟目のCLT採用事例となる。
設計は住まい統括部設計営業チームの松嶋正明さんで、もともとは住宅を担当していたが、現在は非住宅木造の設計が中心だ。この事例では壁にのみCLTを使用。松嶋さんは「平屋建てで、かつコストへの配慮から、水平構面(天井)は構造用合板で耐力を確保した」と話す。
同社の総合建設部門では10年以上前から非住宅木造を手掛けており、2019年からはCLTも導入。社長の宇佐見佳之さんは・・・
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