国土交通省など5省庁とオープンイノベーション・ベンチャー創造協議会(事務局:NEDO)は1月16日、「日本スタートアップ大賞2023」の募集をスタートした。次世代のロールモデルとなるような、インパクトのある新事業を創出した起業家やスタートアップを表彰する制度で、2月17 日(金)募集締切(必着)。本年度から、国土交通スタートアップ賞 (国土交通大臣賞)と、医療・福祉スタートアップ賞(厚生労働大臣賞)を新設した。
同制度は応募案件の中から、①事業のビジョン(グローバル市場への進出、社会課題の解決、地域経済の活性化等)②事業の新規性・革新性(事業内容の独創性、従来型のビジネスモデルとの違い、従来の製品やサービス等の革新、経済の活性化への寄与、社会での有用性等)③起業のチャレンジ性(既存企業等からの独立、大学等の研究機関からの創出、女性・若者・シニア層の起業、イノベーション創出のための社内環境整備等)、④事業の拡張性(創業からの事業成長の大きさ・スピード等)――の4つの評価項目を総合的に勘案して、最も評価の高い企業を「日本スタートアップ大賞 (内閣総理大臣賞の予定)」として選出する。
新設された国土交通スタートアップ賞は、評価4項目に加え、「国土交通分野の発展に対する寄与」▽新規性のあるビジネスモデルや技術の有無▽国土交通分野におけるイノベーションの創出▽国土交通分野の産業の発展に対する寄与――等と評価された企業を表彰する。
また、同じく新設の医療・福祉スタートアップ賞のほか、ダイバーシティ賞(経済産業大臣賞)、グローバル賞(経済産業大臣賞)、農業スタートアップ賞(農林水産大臣賞)、大学発スタートアップ賞(文部科学大臣賞)、審査委員特別賞の、計8部門で表彰する予定。応募方法等は、事務局WEBサイトに掲載されている。
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