北洲(宮城県富谷市)はこのほど、J-クレジット東北地域推進協議会(事務局:経済産業省東北経済産業局)が主催する2022年度の「東北地域カーボン・オフセットグランプリ」において、最高賞にあたる「東北地域カーボン・オフセット部門」の最優秀賞を受賞したと発表した。同社初の応募が初受賞となった。
同グランプリは、東北6県で創出されたクレジットを活用したカーボン・オフセットの優良な取り組みを表彰するもので、カーボン・オフセットの普及や理解促進を図るとともに、地球温暖化対策から波及する社会貢献と脱炭素社会の実現に資することを目的としている。最優秀賞は東北地域のカーボン・オフセットとしてモデル性が高く、手本となる取り組みに授与するもので、選出されたのは2019年以来3年ぶり。
今回受賞した北洲の「本社電力のカーボン・オフセット ~地域企業がはじめる脱炭素化への第一歩に~」では、本社使用電力によるCO2排出量(総量135t)を、宮城県「みやぎスマエネ倶楽部」による再生可能エネルギー由来のクレジットでカーボン・オフセットを実施した。また、脱炭素の取り組み事例を「地域単位で小規模からカーボン・オフセットに取り組むことができる」と広く発信している。
同社は、脱炭素社会の実現に向けたさまざまなアクションを積極的に進め、ZEBプランナーやサステナビリティ・リンク・ローンなどに取り組んでいる。今後も、脱炭素社会の実現に向け、地道に取り組みを継続していくとしている。
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