経済調査会によると、同会12月調査に基づく建設資材価格指数(全国・2015年度平均=100)は、建築・土木総合で148.1と前月比+0.2ポイントとなった。総合指数が前月を上回るのは2カ月連続。9月調査から2カ月連続で下落したが、その後は再び上昇に転じており、指数は高い水準で一進一退の動きとなっているという。
建築指数は一般建築用木材が続落した影響により-0.4ポイント下落。一方、土木指数は生コンクリート、アスファルト混合物などの騰勢が続いており1.0ポイントの上昇となっている。
建築と土木で指数の傾向に差が出ているが、土木指数は直近28カ月連続で上昇しており、結果的に総合指数が高止まりする要因になっている。
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