GA technologies(GAテクノロジーズ、東京都港区)は1月18日、グループ会社である神居秒算(東京都港区)が不動産投資に関心がある中華圏の投資家100人に実施した「日本不動産への関心と購入意欲」についての調査結果を発表した。それによると、89%の中華圏投資家が「海外への渡航が可能になれば、日本の不動産を見に行く」と回答。新型コロナ発生から3年経過した今も、日本不動産への関心の高さがうかがえる結果となった。
中国の春節(旧正月)における海外旅行の行き先に、日本は3位でランクインしており、今後中国から物件確認にくる人が増加することが予想される。日本の不動産投資における予算は、「1000万円~3000万円」(34.7%)が最も多く、次いで「1000万円以下」(26.7%) 、「3000万円~5000万円」(20.8%)となった。
現在購入を検討している投資用物件のエリアは、「東京」が47.5%、「北海道」が19.8%、「京都」「大阪」が14.99%。関心がある投資物件の種別は「1Rと1K」(40.6%)が最も多く、「ビル一棟」は28.7%、「タワーマンション」は12.9%だった。
日本の物件に投資する理由として最も多かったのが「安定した収入」(33.8%)で、「利回り」(32.5%)が続いた。
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