国土交通省は1月18日、「令和4年度優良木造建築物等整備推進事業」の第3期の採択結果を発表した。昨年11月4日~12月9日の募集期間中、6件の応募があり、6件すべてを採択した。
採択結果は以下の通り。
同事業は、中高層・大規模木造建築物の整備を促進するため、普及拡大段階の木造化技術を活用したプロジェクトを支援するもので、補助対象費用は、調査設計費(先導的な木造化に関する費用の1/2以内)、建設工事費(木造化による掛かりまし費用の1/3以内)、上限3億円。
補助要件は、①主要構造部に木材を一定以上使用する木造の建築物等、②耐火構造又は準耐火構造とすることが求められるもの、③不特定の者の利用又は特定多数の者の利用に供するもの、④多数の利用者等に対する木造建築物等の普及啓発に関する取り組みがなされるもの、⑤省エネ基準に適合するもの、⑥公的主体が事業者の場合はZEH・ZEB水準に適合するもの、⑦住宅の場合は土砂災害特別警戒区域外に存すること――のすべてに適合することとなっている。
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