兵庫県産材をメインとする製材所・しそうの森の木(兵庫県宍粟市)は、県内の武庫川女子大学(西宮市)に呼びかけ、同大学経営学部の1年生6人とコラボしたプロジェクトとして、兵庫県産の木材を使った商品開発を行っている。昨年の8月から企画・開発を進め、このほど入浴剤など3つの用途で使える『マルチウェイバスフレグランス』と、「宍粟杉」の無垢材の色合いを生かした生涯使える積み木『思い出積み木』の2つの商品を試作。どちらの商品も同社の製材の過程で排出された端材を材料としており、来年のテスト販売を目指す。
同プロジェクトは、同社に昨年入社した山本奈央さんが発案。同大学が企業や自治体の協力を受けながら、学生が社会課題の解決に取り組む「実践授業」に位置づけて進められている。
昨年の11月、オンラインによる成果報告会を開催し、学生が同社常務の三渡保典さんらに対して、商品のセールスポイントや今後の販売戦略などについてプレゼン。「マルチウェイバスフレグランスは、20~30代の若い女性がメインターゲットで・・・
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