野原ホールディングス(東京都新宿区)の壁紙・内装材ブランド「WhO(フー)」は、岩石の顕微鏡写真を使った新柄「GeoMicro」を1月17日に発売する。
産業技術総合研究所の技術コンサルティングを利用し、地質標本館協力のもと、岩石の顕微鏡写真を壁紙にした。約3億年前から現代までにできた岩石を厚0.03mmに研磨し顕微鏡でのぞき、肉眼では捉えることのできない表情を壁紙サイズの約700倍にスケールアップすることで、自然物の個性・魅力を大胆に表現している。岩石は、小笠原諸島の「単斜輝石かんらん石-西之島火山」、インド洋の海底に堆積した泥状の「ナノ化石-ココリス」など。13デザイン。税別4500円/m。
2023年5月31日まで、茨城県つくば市の地質標本館1階エントランス横で壁紙の一部を実寸大で展示している。
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