タマホーム(東京都港区)は1月11日、2023年5月期第2四半期の累計の連結業績(2022年6月1日~11月30日)を発表した。注文住宅とリフォームの住宅事業の売上高は上場来過去最高を更新し、グループの連結経営成績は、売上高1252億円(前年同期比8.9%増)、営業利益67億円(同12.4%増)、経常利益69億円(同10.9%増)、四半期純利益45億円(同10.8%増)となった。
注文住宅事業の売上高は、前年同期比1.5%増の878億円。引き渡し棟数は4318棟で前年同期から358棟(7.7%減)減ったものの、販売単価は高水準で推移し直近5年間で128%の伸びとなるなどし、増収増益となった。
リフォーム事業の売上は、前年同期比7.3%増の52億円。累計で15万棟を超える豊富なストック情報をもとに顧客との関係の深化を図りつつ、築年数やニーズに応じたリフォーム商品の提案と販売を進めた。
戸建て分譲事業の売上高は大きく伸長し、前年同期比40.0%増の220億円。引き渡し棟数は前年同期比38.0%増の733棟となった。土地情報を収集、厳選する専任組織を増強し、仕入強化の取り組みを進めた結果、受注・引き渡しとも好調に推移した。一方で、原価・販売管理費も増加したことにより減益となった。
通期予想は、主力事業の住宅事業で引き渡しが好調に推移し、販売価格調整効果の浸透により利益率も改善、リフォーム事業や戸建分譲事業も好調なことから上方修正した。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。