国土交通省は12月22日、省エネ・省CO2に関する先導的な技術を導入した住宅・建築物のリーディングプロジェクトを支援する2022年度第2回「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」で、大東建託提案の「ニューライズLCCM普及プロジェクト」1件の採択を決定した。
第2回では、第1回で対象とならなかった(1)LCCM低層共同住宅部門と、(2)分譲住宅トップランナー事業者部門(共同住宅)の2部門で公募を実施。応募は(1)での大東建託の提案のみだった。
応募プロジェクトを評価した評価委員会によると、大東建託が提案したモデルプランによるLCCM低層共同住宅は、木造が中心の建築物。断熱性能の向上や高効率設備の採用などバランスの良い取り組みを行うもので、LCCO2の算定結果が0以下となるもの、ZEH基準の水準の省エネ性能を超えた一定水準を有するものなど、基本要件を全て満足しており、「省エネ・省CO2技術の波及・普及に資するものとして評価できた」としている。
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