綿半林業(新潟県聖籠町)は、サイエンスホーム(浜松市)とのコラボレーションにより、構造材のすべてに無垢材を使った真壁づくりの住宅ブランド「cotton1/2(コットン ニブンノイチ)」を共同開発。2023年1月10日からこのブランドでの住宅ボランタリーチェーンをスタートさせる。
コンセプトは「やわらかい暮らしの提案」。
独自の乾燥技術による無垢材を全構造材に使用した木造軸組パネル工法の家。真壁の内部は、無垢材や珪藻土クロスなど自然素材を中心に構成する。
シリーズ第1弾となる「桐の家」はメーターグリッドを採用し、4寸柱を等間隔に配置。天井は登り梁とし大胆な木組みで大空間を演出し、床・階段等には調湿・防カビ・防虫機能をもつ桐材を使う。
参考価格は税別1900万円台~(税込2090万円~)。木材の仕入れから加工までを一気通貫で行い、床・壁・天井をパネル化するなど施工の合理化を図ることで高コスパを実現したとする。
今回のVCは、それぞれが住宅ネットワークを運営する2社(綿半林業は夢ハウスビジネスパートナー、サイエンスホームはサイエンスホーム)が強みを持ち寄り発足した「第3の住宅グループ」だとし、将来的には年1万2000棟のメジャー住宅ブランドに育てたいとする。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。