国土交通省、経済産業省、環境省の3省は12月27日、3省連携で行う「住宅の省エネリフォーム支援」と国土交通省が行う「ZEH住宅の取得への支援」について、共通のホームページを開設した。「住宅省エネ2023キャンペーン」と銘打ち、新たに創設された3つの補助事業(こどもエコすまい支援事業・先進的窓リノベ事業・給湯省エネ事業)を連携させ、特に住宅の省エネリフォーム支援においては、各事業をワンストップで利用可能(併用可※)にすることで、家庭部門の省エネを強力に推し進める。同日、今後のスケジュールについても発表した。
※こどもエコすまい支援事業の新築に対しては、住宅全体に補助を行うため給湯省エネ事業との併用は不可。
「住宅省エネ2023キャンペーン」のホームページはこちら。各補助事業の概要、補助対象や補助金額、交付申請期間などが確認できる。
2022年度補正予算では、「こどもエコすまい支援事業」(国土交通省)で1500億円(新築とリフォームの合計)、窓の断熱改修(リフォーム)を対象にした「住宅の断熱性能向上のための先進的設備導入促進事業等」(経済産業省・環境省)で1000億円、「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」(経済産業省)で300億円を計上している。
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