東急不動産(東京都渋谷区)は12月27日、再生可能エネルギーの開発を推進するシン・エナジー(神戸市)と資本・業務提携を締結したと発表した。これに伴い、12月23日付でシン・エナジーの株式(普通株式)を一部取得した。
同社は2014年に再エネ事業へ参入以降、全国に太陽光・風力・バイオマス発電所を開発中も含め94件設置するなど事業を拡大している。今回の資本・業務提携を通じ、両社のもつ経営資源を組み合わせることで再生可能エネルギー発電所の開発力を強化し、事業領域の拡大を図る。今後、需要が高まる再生可能エネルギー発電所をさらに全国展開していく考え。
同社は、総合不動産デベロッパーとしてさまざまな課題に向き合いながら開発事業を行ってきた経験を活かし、2018年から再生可能エネルギー事業「ReENE(リエネ)」を展開。今後も、再生可能エネルギーの成長とともに、再生可能エネルギーをベースとした地域社会へのソリューションを提供するとしている。
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