ホーロー外装材で高精細なオリジナルデザイン可能に

タカラスタンダード（大阪市）は、ホーロー外装材「エマウォール エステリアタイプ」にインクジェット印刷技術を応用した高精細なオリジナルデザインをラインアップ。2023年1月10日に受注を開始する。

ホーローは太陽光や風雨にさらされても変色・腐食が起こりにくく外装材にも適した素材であるとして、1985年にエマウォール エステリアタイプを発売し、駅舎や社屋などに採用されてきた。
一方、従来は、ホーローへの色・柄付けは転写紙を貼って焼成しており、色ごとに版を重ねた転写紙が必要であることに加え色数に制限があったため、複雑なデザイン表現が難しかった。そんななか2015年に多彩な色柄表現が可能なインクジェット印刷技術を開発し、翌2016年にこの技術を使ったホーロー内装材を発売。今回、ホーロー外装材への展開も始める。
木目調、石目調はもちろん、データ印刷により写真やオリジナル模様なども可能とする。
最大サイズ1030×2700mm/枚、最小サイズ50×200mm。パネル標準厚み30mm（取り付けピース含む）。