不動産流通推進センターは12月20日、全国の不動産情報を取り扱う指定流通機構(レインズ)の、11月分の活用状況を公表した。新規登録件数は36万311件で、前年同月比9.5%減の11カ月連続のマイナス。前月比も3.1%減でマイナスに転じた。成約報告件数は4万3490件で前年同月比4.3%減で2カ月連続マイナス。前月比は5.5%減で3カ月ぶりにマイナスに転じた。総登録件数は88万2895件で前年同月比2.4%増の16カ月連続のプラス。前月比では2.5%増で、6カ月ぶりマイナスとなった前月から再びプラスに転じた。
売り物件の新規登録件数は10万9600件。前年同月比0.6%減で32カ月連続のマイナス。前月比は3.3%減で3カ月ぶりにマイナスとなった。成約報告件数は1万4017で前年同月比11.8%減、17カ月連続のマイナス。前月比は10.2%減で3カ月ぶりにマイナスに転じた。総登録件数は32万7393件で前年同月比12.8%増、6カ月連続のプラス。前月比は4.3%増で7カ月連続のプラスとなった。
賃貸物件の新規登録件数は25万711件で前年同月比12.9%減、9カ月連続のマイナス。前月比は3.0%増、3カ月ぶりマイナスとなった。成約報告件数は2万9473件で前年同月比0.3%減、8カ月ぶりのマイナス。前月比は3.1%減で3カ月ぶりにマイナスに転じた。総登録件数は55万5502件で前年同月比2.9%減の3カ月連続のマイナス。前月比は1.40%増でプラスに転じた。
新規登録売り物件の取引態様別では、専任媒介が34.4%、売主が30.7%を占める。成約報告売り物件の取引態様別では、専任媒介は54.7%、専属専任は17.1%を占めた。
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