不動産流通推進センターは12月12日、全国の不動産情報を取り扱う指定流通機構(レインズ)に売買の成約報告があった取引事例のうち、既存住宅に関するデータ(11月分)を集計、公表した。
全国の既存戸建て住宅の成約価格は前年同月比で0.08%減、29カ月ぶりにマイナスに転じた。建物面積は前年同月比で4カ月ぶりにマイナス。土地面積は前年同月比で4カ月連続してプラスとなった。築年数は前年同月比で10カ月連続してプラスとなった。物件数は前年同月比で3カ月ぶりにマイナスとなった。
全国の既存マンションの成約価格は前年同月比で8.13%上昇、成約㎡単価は8.65%上昇し、ともに30カ月連続してプラスとなった。専有面積は前年同月比で3カ月ぶりにマイナスに転じた。築年数は前年同月比で18カ月連続してプラスとなった。物件数は前年同月比で2カ月連続マイナスとなった。
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