不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は12月23日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏中古マンションの11月の価格動向を発表した。
首都圏全体の1戸あたりの平均価格は3879万円で、前月比0.4%上昇。8エリア全てで17カ月連続前年同月超えとなった。前月比では、さいたま市が0.9%減、埼玉県他が0.2%減と下落するなど勢いはやや鈍化したものの、全体的な上昇傾向は継続している。
エリア別では、東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、千葉県(西部/他)の6エリアで2017年1月以降最高額を更新。埼玉県他は17カ月ぶりに下落したが、前年同月超えは27カ月連続、上昇率は11カ月連続で2桁台となっている。平均価格指数は横浜市・川崎市が120.5となり、全エリアで120を超えた。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。