経済産業省は9月28日、HEMS(家庭用エネルギーマネジメントシステム)と各機器との間の通信方式について、メーカーが独自仕様を用いないことを決めたと発表した。今年度中に、重点機器ごとの通信方式の詳細仕様を策定する。重点機器の運用マニュアルについても今年度中に策定し、公表する。
HEMSの通信規格は、「エコーネットライト」とすることが決まっているが、「エコーネットライト」自体は下位層の通信方式(伝送メディア)の規定はない。この通信方式について、Wi-Fi、Bluetooth、PLCなど、機器ごとに方式を定める。
また、他社機器との相互接続検証や機器認証をサポートするため、神奈川工科大学に「認証センター」を11月21日に開設。あわせて今年度中に、中小企業などさまざまな事業者の参入を支援するための「開発支援キット」を整備する。
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