不動産評価サイトTAS・MAPを運営するタス(東京都中央区)は、2012年9月の首都圏版および関西版の賃貸住宅市場レポートを発表した。データ提供はアットホーム。
首都圏版では、12年第2四半期における1都3県の賃貸住宅市況を概括。前期と比べると大きな変化はみられなかったものの、東京市部、埼玉県では市況の悪い状態が続いているとした。
東京23区では千代田区、渋谷区が「やや良い」→「良い」に、江戸川区が「やや悪い」→「やや良い」に、葛飾区が「悪い」→「やや悪い」へと好転。一方、墨田区が「やや良い」→「やや悪い」、板橋区が「やや悪い」→「悪い」となった。山手線内から東側にかけて市況が「良い」「やや良い」地域が集中した。
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