セキスイハイム九州(福岡市)は、全52区画の住宅分譲地「ユナイテッドハイムパーク糸島」(福岡県糸島市)の第1期分譲(12区画)を、2023年1月14日から開始する。
セキスイハイムグループは、社会課題解決への貢献を拡大する「全国一斉まちづくりプロジェクト」を展開しており、10月に「スマート&レジリエンス」の取り組みをブランド化した「ユナイテッドハイムパーク」を立ち上げた。環境・快適・安心に貢献する高付加価値仕様を標準採用した新分譲地ブランドで、今回の「ユナイテッドハイムパーク糸島」は九州エリア第1弾となる、
同分譲地では、高断熱仕様と太陽光発電システム、蓄電池、HEMSを全邸で標準採用し、ZEH区分の最高ランクであるZEHを実現。自然エネルギーを活用することで地球温暖化やエネルギー価格高騰に対応し、電力不安の少ない暮らしを目指す。また、抗ウイルス対応フィルター採用の第一種換気・全室空調システム「快適エアリーT-SAS」を標準搭載し、快適な室内環境も確保している。
災害時の備えとして、雨水を地下に一時貯留する「クロスウェーブ」を全邸で採用。下水管への排水量を抑制し、内水氾濫による浸水被害低減を図る。また、蓄電池や床下空間に設置する「飲料水貯留システム」で電力・飲料水を確保し、災害時の自宅生活をサポートする。防犯設備としては、人の動きや窓の開閉等を検知するセンサー機器を採用。異常時には警報ブザーを鳴らすとともにスマートフォンに通知するため、日常の安心も確保している。
分譲地内では、住民の共同菜園を整備。植物を通じて地域住民とのコミュニティの場を提供するとともに、自然を体感できるスローライフを実現する。菜園に隣接する公園は、イベント会場や子どもたちの遊び場として活用できるほか、かまどベンチを設置することで防災拠点の役割も担う。
同社は、積水化学グループのインフラ技術と防犯設備、共同菜園を活用した地域コミュニティの活性化によって、安心・快適で長く暮らせるサステナブルなまちを実現するとしている。
2023年5月下旬に造成完了予定。
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