工務店の応援紙「新建ハウジング」が工務店を中心とする地域の住宅産業の目線に特化して 2023年の住宅市場と住宅産業について解説する人気シリーズのムック本「住宅産業大予測2023」が12月20日、発刊した。新建ハウジング発行人の三浦祐成が2023年の住宅産業市場を占いながら、工務店が何に留意し、どう動くべきか主観に基づき提言する工務店のための指南書だ。ここでは住宅断業大予測2023の中から、一部を抜粋して紹介する。続きはぜひ本書をご覧いただきたい。
2023年は新築事業とストック事業による「両利きの経営」を進める好機です。その基本は、アフターを徹底し有償メンテを受注、オーナー宅と中古顧客をマッチングし性能向上&売却のサポートをする/買取再販をする、で本稿ではそのポイントを解説します。
06.脱・新築注文住宅
インフレを契機に一般層は中古・分譲・規格住宅をスターター住宅(初めて取得する住宅)とする欧米型の市場構造にシフトしつつある。これらに対応し価格の多層化対応を急ぎたい(①)。そのなかではBIMなどを活用し柔軟な変更対応が可能なセミオーダー住宅、プロトタイプをDIYで仕上げるハーフビルド住宅などの可能性が高まる。
中古住宅需要が高まればインフレと相まって中古価格も上昇、売却需要も高まっていく。工務店は・・・・・
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