国土交通省は12月21日、 22日夕方～26日頃にかけて北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となるところがあると予想されるとして、大雪に対する緊急発表を行った。大雪の場合は不要不急の外出を控える、やむを得ず自動車を運転する場合は冬用タイヤやチェーンを装着の上、スコップや砂等の携行などを呼び掛けている。また、迂回や通行ルートの見直しなども検討するよう求めた。
特に運送事業者は、輸送の安全確保に支障が生じるおそれがあるときは、事業用自動車に冬タイヤが装着されていることを確認するなど、安全を確保するために必要な措置を講じることが必要。雪道において悪質な立ち往生が発生した場合には、監査で事実関係を確認したうえで、講じた措置が不十分と判断されれば、行政処分の対象となるため、適切な運行管理を行うよう注意喚起をしている。
12月17日からの大雪で車両の立ち往生が発生し、新潟県柏崎市の国道8号では12月19日夕方から22.5kmが通行止めとなり、全面的な通行止めの解除までに約38時間を要した。12月20日にも新潟県見附市から長岡市の国道8号・17号で通行止めとなり解除までに約29時間を要した。
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