薄井工務店(栃木県宇都宮市)は、注文住宅の打ち合わせ管理アプリ「タテタラ」を開発した。自社での試験導入を経て、今月から全国の地域工務店を対象に本格的に提案を進める。アプリ内で建て主と情報共有を一元化し、コミュニケーションロスを未然に防ぐほか、営業ツールとしての機能も搭載。アフターメンテナンスの提案・管理もできる。
タテタラは、各種書類の共有から工事の進捗管理、家づくりのタスク管理など、施主と工務店で情報を一元的に管理できる家づくりのコミュニケーションアプリ。同社社長の薄井寿男さんが、「家づくりをしてきたプロとしての経験と知識を生かしたアプリをつくろう」と一念発起。約2年前から同業他社の意見なども反映させながら開発したという。
同アプリは、建て主の負担を減らし、打ち合わせを効率化させることができる。家づくりに必要な全ての項目をアプリ内に一覧化し、建て主の確認・承認のプロセスを取り入れている。通常は膨大な書類や契約書にサインやハンコを押すため、建て主が承認したことを忘れていて「こんなの聞いていなかった」というトラブルやクレームが発生しがちだ。しかし・・・・
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