「ひだまりほーむ」のブランド名で住宅事業を展開する鷲見製材(岐阜県岐阜市)は11月8日、本社敷地内でマルシェ「暮らしの陽だまり市」を開いた。毎月8日に開催しており、この日は、住まい手や地域住民など140人が来場。マルシェにあわせて同社が運営するHidamariCafé(ひだまりカフェ)による企画「子ども食堂」も実施し、地元の安全な無農薬野菜や無添加食材らを使ったキーマカレー、ビビンバ丼などを子どもたちに約80食分振る舞った。
同社は「森を守り、文化や暮らしを守ることで地域社会に貢献する」という企業理念を掲げ、CSR活動に力を注ぐ。職業体験や森林共育活動などを通じて、小中高生との交流が活発になるなかで、コロナ禍の長期化に伴い、地域のコミュニティが限定的になり、経済的な打撃を受けている家庭があることを危惧していたという。
同社常務の石橋明世さんは、「こんなご時世だからこそ、地域で手を取り合い助け合うこと、思い合うことが大切だと思います。当社でも何か子どもたちを支えることができないかと考え、食事を提供するコミュニティの場として、今年6月から子ども食堂をスタートさせました」と説明する。こうした“ひだまりイズム”とも言える「地域のために何かしたい」という想いが社内に浸透していることから・・・・・
続きは、最新号・新建ハウジング2022年12月20日号7面でお読みいただけます。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。