一条工務店(東京都江東区)がこのほど実施した自宅の収納などに関する意識調査の結果によると、家の備え付けの収納が足りないと感じている人が全体の約8割にのぼることがわかった。アンケートは、全国の男女816名を対象に11月19日~27日の期間で行った。
「家の備え付けの収納が足りないと感じていますか」との問いに、最も多かった回答は「とても感じる」で、4割以上となった。「やや感じる」と合わせると、約8割が家の備え付けの収納が足りていないという結果になった。
さらに、「とても感じる」「やや感じる」と回答した649人に、家の中で特に収納が足りないと感じる場所について質問したところ、「リビング」「キッチン」でそれぞれ6割以上となった。
キッチン回りが片付いていないことが多いと感じるか、との問いには、約3割が「とても感じる」と回答。「やや感じる」と回答した人と合わせると、7割以上の人がキッチン周りが片付いていないと感じていることがわかった。
さらに、「とても感じる」「やや感じる」と答えた610人に、キッチン周りが片付かない理由を尋ねたところ、「収納が少ない」が最も多くなり、収納計画への課題が浮き彫りになった。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。