「住宅収納スペシャリスト」の川島マリ氏による、設計士と施主と一緒につくり上げる住みやすい収納間取り実現のための1冊である『はれやか「収納マップ®」』は、整理整頓や片付け方法を中心とした収納本ではありません。家づくりやリフォームをきっかけに、住まい手が自身の持ち物を棚卸して、間取り図にモノや生活動線を書き込む“家づくりの地図”のようなもの。今回は本書P.26から一部を抜粋し、スッキリと片付いた収納を継続できる秘訣を紹介します。
家づくりに重要な「どんな暮らしをしたいのか」といったこだわりは、モノの持ち方や収納方法を決めるときにも役立ちます。
お料理好きで調理道具や器を楽しみたいと思うと、どうしてもキッチンまわりにモノが増えてしまいます。モノの数を絞れば収納スペースに余裕ができますが、収納本で見かける「お皿は○枚、お鍋が○個で暮らしてます」といった情報が、誰にでも当てはまるわけではありません。
人によって暮らし方は千差万別。まずはわが家にとってちょうどいい量(適正量)を考えてみましょう。収納スペースを考慮して、重ねられるモノで揃えるなど工夫する方法もあります。
とはいえ、狭小住宅でどうしてもキッチン収納に余裕がない場合は、どんなお料理にも合うように白い食器を数枚にするなど、こだわりを残しながら収納スペースに合わせたモノを選び、数も絞る必要があります。
量を考えたあとも気をつけて暮らさないとモノは増えていく一方です。定位置を決めたら、そこからあふれないように定期的に見直しをしましょう。
よく言われますが『一つ買ったら一つ手放す』これがとっても大切なのです。増やさないように気をつけることで、いつでもモノの適正量が保て、スッキリと片付いた収納が続けられます。・・・・・
続きは『はれやか「収納マップ®」』をご覧ください。
『はれやか「収納マップ®」』は
こんな人におすすめ!
〇家づくりを考えはじめた
〇片付く家に住みたい
〇何を入れたらいいかわからない収納がある
『家づくりで後悔したこと』アンケートで上位にランクインする「収納」の悩み。
そうならないように、収納計画は家づくりのときからスタートさせるのが大切です。
本書は、整理整頓や片付け方法を中心とした収納本ではありません。「住宅収納スペシャリスト」の川島マリ氏による、家づくりやリフォームをきっかけに、新居の片付けのストレスから解放されるための 「収納マップ®」 づくりのススメ。
「収納マップ®」とは…本誌を使いながら今ある持ち物を棚卸して、間取り図上に収納してあるモノや、そこで行う行動等を書き込んだもののこと。新居に持っていくモノの量をしっかり確認し、設計士との打合せに持参することでモノの使いたい場所や収納サイズ、家族の動線などを、新居の間取りに反映させることができるので、住む人の暮らしにぴったりあった家づくりへとつなげることができます。
住む人自身の持ち物や日常の生活動線の把握をするため=収納計画を立てるために、この本と間取り図に持ち物を書き込んで「収納マップ®」をつくり、設計士と一緒に使いやすい収納間取りを実現させましょう!
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