Lib Work(熊本県山鹿市)は12月16日、SuMPO(さんぽ)環境ラベルプログラムにおいて、同社が手掛ける木造一戸建て住宅を「CFP(カーボンフットプリント)宣言」に登録したと発表した。同社によると、CFP宣言登録は一戸建て住宅としては業界初という。
同社は、「戸建て住宅建築におけるCO2排出量を算定することで、現段階における環境負荷の大きい工程や資材について把握することができた」とし、「今後はより環境負荷の少ない資材の利用等に取り組むことでCO2排出量の削減に努め、サステナブルな家づくりに取り組んでいく」としている。また、「今回のCFP宣言登録が、戸建て住宅業界においてのCFPの算定やCO2排出量の削減への活発な動きへとつながって欲しい」と、業界全体での戸建て住宅への波及を期待した。
SuMPO環境ラベルプログラム(運営:サステナブル経営推進機構)は、製品・サービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体における環境負荷の定量的開示を行うもので、宣言には複数の環境側面を対象としたタイプIII環境宣言 (EPD) を行う「エコリーフ」と、地球温暖化負荷のみを対象としCFP宣言を行う「CFP」の2種類がある。
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