吉永建設(兵庫県川西市)は12月12日、2010年から積極的に設置してきた太陽光発電の設置容量が累計1000kWに達したと発表した。2022年秋までの12年間に完工した新築420棟のうち、約8割となる336棟が「Solar住宅」という。
同社では、地球温暖化対策として2010年からSolar住宅を積極的に提案、供給してきた。年々売電価格が下落する状況においても、買取プラン・リースプラン(企業連携)・屋根貸しプラン(企業連携)の3プランを用意し、顧客にSolar住宅の重要性・将来性を説明。新築の全顧客に対して屋根貸しの提案をするよう大阪ガスと覚書を締結するなど、他企業とパートナーシップを組んで採用を促している。FIT制度の期間が終了した顧客には、蓄電池を提案し、リフォーム対応を行っている。
同社は、「顧客から、Solar発電は割に合わない、という声をよく聞くようになった」としながらも、これらの提案を通して「これからも地球環境のためにも、住宅供給企業としてSolar住宅を積極的に提案していく」としている。
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