ライフデザイン・カバヤ(岡山市)は、構造躯体のCLTをあらわしで仕上げる際に塗装する難燃塗料「なんねんCLTコート」について、2022年11月8日付で国土交通大臣認定を取得したと発表した。
CLT建築で構造躯体のCLTをあらわしで使う場合、建築基準法の内装制限の対象となるケースが多いが、今回の大臣認定取得により「なんねんCLTコート」をCLTに塗布することで準不燃材として認められ、内装制限の条件を満たせるようになった。
なんねんCLTコートは、透明感のある水性の準不燃内装塗料。環境負荷の少ないリン系薬剤混合合成樹脂を使用している。2020年夏から開発に着手し、同12月から3回にわたるコーンカロリーメータ燃焼試験を実施。21年6・11月には実寸大CLTを約1000×1000×1800mmの箱型模型にした試験を行い、塗料の性能と安全性を確認した。22年4月から大臣認定試験を行い今回の認定取得に至ったとする。
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