パナソニック エレクトリックワークス社(大阪府門真市)は、エネファームの「大容量貯湯モデル」をコロナ(新潟県三条市)と共同開発。2023年1月から受注を、4月から出荷を開始する。
給湯ふろ機能に特化した370Lの大容量タンクを搭載。発電時に発生する熱を蓄える容量も増えるため、バックアップ用の熱源機を搭載せずに、5人家族程度までの家庭の給湯需要に応える。
また、レジリエンス機能を強化。停電時の発電を従来モデルと同じ最大500W・8日間連続発電、ガス供給停止時の給湯性能を従来モデルよりも早い約100リットル以上/時とした。断水時には370Lのお湯(水)を取り出せるため、災害時でも4人家族で最低限必要な生活用水を5日分程確保できるとする。
発電出力:定格700/700W、熱出力:定格998W/1041W、発電効率:LHV40.0%・HHV36.1%/:LHV39.0%・HHV35.9%、総合効率:LHV97.0%・HHV87.6%/:LHV100%・HHV92.1%(都市ガス/LPガス)。
燃料電池ユニット高1650×幅400×奥行350mm、貯湯ユニット高1860×幅630×奥行730mm。
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