パナソニックホームズ(大阪府豊中市)は、芦屋市の南芦屋浜で開発した大型分譲地スマートシティ潮芦屋「そらしま」において、最終街区「あさなぎの街」全128区画のうち、電力マイクログリッドサービスを行う40区画が完売したと発表した。
スマートシティ潮芦屋「そらしま」は、北は六甲山、南は瀬戸内海に囲まれた自然豊かな環境の中で、総戸数441戸の戸建て住宅とマンション83戸で構成され、全戸敷地面積は200㎡超。景観に配慮した街区や植栽の計画を行い、太陽光発電や蓄電池、HEMSなどを採用したスマートハウスを展開している。
このほど完売した「あさなぎの街」にある40戸の住宅では、住戸間で電力を融通し合うマイクログリッドサービスを提供。各住戸は、昼間に太陽光発電でつくった電気を大容量蓄電池に蓄電し、夜や曇りの日には蓄電池の電気を使用することでエネルギーの地産地消を実現する。
なお同サービスは、環境省「平成31年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(民間事業者による分散型エネルギーシステム構築支援事業)」の補助金交付を受け、同社とエナリス(エネルギーマネジメント)、兵庫県企業庁(潮芦屋の宅地造成開発・地域連携)で提供している。
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